過去を見直し、現在を見つめ、未来を見通す
Webマガジン、
小林よしのりライジングVol.294配信です!
今週号のタイトルは、
「大阪万博はスカスカのリピート経済でしかない」
2025年大阪万博が決まった。決まってしまった。
その日のニュースを見ていたら、某芸人が「また、見れるねやなあ…」と言いながら号泣していて、びっくりしてしまったが、一体何を勘違いしているのだろうか?
大阪でもう一度万博をやったからって、70年万博の興奮が再びやってくるわけではない!
70年万博のメインテーマ館にして現存する唯一の建造物、そして先日内部の改修が完了して公開が始まった、岡本太郎の「太陽の塔」。
この太陽の塔がなければ、70年万博はここまで伝説的に語られることはなかった。
そして、もう一度大阪万博をやったって、もうあんなものはできない!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「多国籍って、難しい!」
もくれんさんの実体験による、「多国籍状態とはこういうものだ」レポート!
「オモイデはニッポンの人!」ってACジャパンのCMを見て、何だかムズムズする感覚に襲われる人(私だ)にオススメ!
「国際交流」というものがほのぼのとしたハートウォーミングなものばっかりであるわけがない。ホントの多国籍状態、ホントの国際交流って、こういうもんだ、やりたかったら覚悟してやれ! と現実を見せつける、ある意味痛快な体験レポートです!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…2025年の大阪万国博覧会(万博、EXPO)が決まってしまった。「高度経済成長の夢よもう一度」というノスタルジーでお祭りをリピートしようとする「ノスタル爺」のバカさ加減には辟易する。70年大阪万博の建築物で現存しているのは岡本太郎の「太陽の塔」だけで、今となっては70年万博=太陽の塔というイメージになっている。しかし岡本はこの「太陽の塔」を“反・万博”の象徴として建てたのだ。「人類の進歩と調和」というテーマに対する岡本太郎の応えとは?
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…深夜のラテンクラブは、完全な多国籍状態になることがある。観光でやってきたメキシコとコロンビアの若者たち、飲食店経営のペルー人、IT技術者のトルコ人、フラれてヤケ酒の日本人の若者etc… さて、“多国籍状態”って、一体どんなことが起きるのか。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
『相棒』のシャブ山シャブ子をどう見た?消費税増税は絶対に実施すべき?病院に行く時はどんな気持ちでいる?ゴーンに対する日本の捜査はアンフェアでは?外国人による土地購入問題をどう思う?新たな闘いを始める前、勝算はどれくらいあると思っていた?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第303回
「大阪万博はスカスカのリピート経済でしかない」
2. しゃべらせてクリ!・第251回
「カメ乗り世界一の妙技を見てクリクリ~!の巻〈後編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第107回
「多国籍って、難しい!」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記